5人になった彼ら
さて今回は西の彼らに焦点をあてて話そうと思う。
皆さんはご存知だろうか«関ジャニ∞»というグループを
今となってはほとんど知らない人はいないだろう。
では、彼らを知っている人たちの中でデビュー時は8人であったこと、年上3人はJr.時代が長く売れ残りなんて言われていたことを知っている人は何人いるのだろうか…
彼らはデビューする前から東のJr.たちと比べられ続け泥臭く誰も通りたくないような茨の道を彼ら自身の手で開き、進み続けた結果が今に現れている。
今日は彼らのデビューなどについて話す訳では無い。ついこの前開催されたSmileUpProjectでのコンサートに関する私の思ったことを書こうと思う。
彼らが8人から7人、7人から6人、6人から5人と段々人数を減らしながらも一切止まることなく活動してきた。
私はそんな彼らが5人になって7人時代、6人時代の曲を歌っている姿、声を初めてみて聴いた…
今もiPhoneで流れる曲の中には活動期間の長い7人時代の曲が多く入っている。そのためイントロが流れた瞬間「歌い出しは亮ちゃんだな」「次歌うのはすばるくんだな」そんな事を無意識に思ってしまう。それはしょうがないことでしょ?
だって彼らは7人いて輝いていたんだから。
6人になったから輝いていない訳では無い。
5人だから輝きがにぶった訳でもない。
私が7人の声が、ダンスが、関係性が好きすぎただけなんだ。(8人時代も彼らのそれぞれの輝きがあって好きです。)
それを目の当たりにしてしまった私は涙が止まらなかった。
すばるくんや亮ちゃんのアルバムは買った。DVDとかYouTubeでの活動もみた。彼らは居ない。5人で歩み始めて、走り始めている。理解できて納得できているつもりだった。
ただ、5人で7人の時の曲を歌っているのを観るのは初めてだった。
全然納得できていなかった。なんでなんでここに彼らはいないの…約30分の中で何度思ったことだろう。
その時気づいた。あの二人の活動を関ジャニ∞に所属しながらもソロ活動を行っていると心の片隅で思い込んでいる自分がいたことに…
その時は自分に絶望した。音楽をやりたくて、自分の道を進みたくて自分の家族より多くの時間を過ごした心の底から安心できる居心地のいい場所から自ら羽ばたき大きな世界に挑んで行った彼らを応援できていなかった自分に…
だから今度こそ7人の彼らとはバイバイ!ありがとう大切な思い出を…と決別し、大切におもちゃ箱に入れておきたい。
そして5人になって足並みを揃えて走り始めた彼らと共に歩んで行けるよう彼らと向き合っていきたい。
うっとりと聴き惚れてしまうような伸びやかな歌声、明るくクシャッとした笑顔、小さいながらにも大きな背中を見せ続けてくれた素晴らしい赤色の君
歌によってコロコロ変わる変化自在な歌声、へにゃっとした笑顔、甘えてばかりかと思えば音楽に関して、グループに関して一切の妥協を許さない果敢な黄色の君
ありがとう!大好きだったよ!きっとこれからもあなた達の音楽を愛し続けるよ。
勿論あなた達が大切に大切に守ってきてでも、どうしてもと手放してしまった5人のことも愛し慈しみ続けるよ。
音楽を愛する君に幸あれ…